暮れにASIC2012でシェムリアップに行ってきたんだけど、互いに国際観光都市ということで地元の函館との比較を、LODチャレンジ2012を気にしつつ手作業でやってみた。LODチャレンジ2012への応募増加に繋がれば幸いです。
広さ、距離感
縮尺を同じくらいにして並べてみる。
シェムリアップ
函館
距離的規模としては同じくらいの観光地なのか。どちらも空港が近くて便利。
勉強不足で、実際は画面上のサイズが微妙に違うようだ。APIのズーム値を同じにしても、同じ1Kmの画面上のサイズが合わない。そこで、画像にして拡大縮小してそろえてみた。
シェムリアップでハイウェイ沿いのホテルに泊まってアンコールワットやアンコールトムに出かけるのは、函館でベイエリアに泊まって五稜郭やトラピスチヌ修道院に出かけるくらいの距離感。
空港
2010年(平成22年)の乗降客数と、国際・国内の内訳の差が印象的だった。
- シェムリアップ国際空港
CAMBODIA AIRPORT > Airport News > Traffic Data - 函館空港
国土交通省: ホーム >> 政策・仕事 >> 航空 >> 空港情報 >> 空港一覧
合計の乗降客数は同じくらい、でも、国際と国内がほとんど逆。「函館空港で、国際線と国内線が入れ替わった感じだよ。」と言えばシェムリアップ国際空港の様子が伝わるか。う〜む、意味するところは深そう。
シェムリアップは、空港のホームページにデータが載っていて探しやすい。
で…?
プログラミングだけでなく、地図であれば地理・空間情報の知識が必要。
一部のデータを恣意的に取り出して印象的なビジュアルを作ることは可能としても、その意味するところや、危険性に配慮するには人文系の知識が必要。
つまり
…本目的の実現には、WebやIT分野の技術者だけでなく、専門各分野から多くの方に参加して頂き、議論を深めることが欠かせません。
Linked Open Data チャレンジ Japan 2012 開催趣旨「(4)本チャレンジの目的」
以上
コメント