「クラウドコンピューティング時代のタブレットコンピューター向けマトリックス型ワードプロセッシングシステムの試作」と題して(長っ!)、平成25年 電気学会 電子・情報・システム部門(C部門)大会で発表してきました。
今回ははしょった編集ログ分析については、日本教育工学会 第29回全国大会の課題研究セッションで発表させていただく予定です。
Q&A
Q: テンプレート的なものは?
新規作成時にテンプレートを選択して利用する、ごく基本的な仕組みは入っている。
この先は、テンプレートをみんなが作ってみんなで使えるように公開する仕組みとか、あの人の文章をテンプレートとして利用する手段とかの実装。
Q: スマホで文章全体の整合性を見ようとは思わないけど…
もっともな指摘で、このQ&Aのやりとりを整理すると…
スライド#6「長文にはタブレットやスマホよりPC」で、理由として指摘されているのは、主にタイピング量のことと思われる。
発表が提案しているのは、小さな画面で内容をコンサイスに見ながら執筆する方法で、実は#6と直にかみ合っているわけではない。
Qの主旨も、タイピング量についてではない。
「小さな画面で内容をコンサイスに見ながら執筆したい」という顕在ニーズがあるわけではない。この研究は、そのような「書き方」を提案する潜在ニーズ指向のアプローチをとっている。
PCの広い画面ならば、例えば2ペイン構成にして、左をマトリックス一覧にするなど、より便利になる工夫は考えられる。
コメント
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