ところで、ダイアリーと日記は別物のようです。
ダイアリー ≠ 日記
ええ、もちろんダイアリー、すなわちdiaryを英和辞典で引くと日記と出ています。逆に、日記を和英辞典で引くとdiaryが載ってます。
これは、文具売り場の話です。売り場の大分類を「日記」「手帳」と分けているところもありますが、「日記」「ダイアリー」と分けているところも。
店員さんに聞いてみたり、手にとってみたり、考えてみるとこのような違いがあるのではないでしょうか。
- ダイアリー
持ち歩くもの。手帳、綴じ手帳、システム手帳など含めて、ひとことでダイアリーと呼ぶこともある。
日付けありき。まずカレンダーがあって、それに合わせて書き込む。
その日のことを、事前に書き込むことが多い。
- 日記
家に置いて、帰宅してから使うもの。ハードカバー。鍵がかかるものもあり、ダイアリーよりも重たい。
出来事ありき。白紙に、日付けを書き込んで、その日のできごとや思ったことなどを書き込む。
その日を振り返って書き込む。
この「日付けありき」v.s.「出来事ありき」の違いはポイントかも。
「出来事ありき」で書いていると、日が空いても詰めて書くことになるので、上質な紙を使っても無駄がありません。また、あとから内容の変化を追って読みやすいと思います。
でも、日が空いているときにその間隔を実感しずらく、「空いている」ことの意味を見落とすかもしれません。
また、人の記憶は、「出来事ありき」で構成されてることが多い気がします。
ダイアリー 005 週間
xfy Plannerの「ダイアリー 005 週間」リフィルは、「日付けありき」でカレンダー主体の見方と、「出来事ありき」でタスク主体の見方を左右に並べて表示します。
一方で「出来事」、すなわち、xfy Plannerのタスクを選択すると、他方の側がその出来事のところまでスクロールします。こうして、「日付けありき」の見方と「出来事ありき」の見方を交互に行き来しながら、日記を読み返すことができます。ちょっと便利でしょ。
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