もひとつ、細かい話…
スケジューラーとかカレンダーソフトとかって、「2009年で150周年を迎える」や「2009年3月発売」とかいう日時を入力できないですよね。あるいは、「2009年7月22日9時55分33秒」という日時も入力できません。
そんなとき、実用では、「2009年3月発売」と入力できないので「2009年3月1日発売」と入力しておいて、詳細欄に「2009年3月発売だが日にちは未定・不定・目安」などと但し書きしたりします。
さて、すると、パソコン側にはあくまで「2009年3月1日」と入力されているので、その日時に基づいて、例えば3日前の2月26日にアラームが鳴ったりします。
「2月26日のアラームは無意味だ」ということになると、じゃ、いつアラームが鳴って欲しいか、と。「この件については、3月末の3日前、3月28日なら意味がある。」となれば、じゃあ「2009年3月31日発売」と入力しておこうか…
…と、こういった使い方の工夫をしているのではないでしょうか。
というわけで、次のような事柄は日時を入力したり、後で活用するときに何らかの工夫をされてるのではないでしょうか:
- 2009年は、横浜開港150周年だ。
- 製品の発売を2009年4月に予定している。
- このあたりの桜は早咲きで、見頃は例年だと2月上旬だ。
- 2、3週間前から、階段を降りるときに膝が痛むようになった。
- 4年半前から、このアイデアを温めてきました。
- 東京では、2009年7月22日9時55分33秒に日食が始まる。
- そのランナーがゴールしたのは、2008年8月○日▼時■分◎秒◇◇だ。
- ジュラ紀は、約2億年前に始まったとされている。
…そう、工夫ができればいいんだと思います、というのが結論です。使いこなしの工夫、リフィルの工夫。その話は次に回して…
有効数字に似てる気もしますが、多分、違うと思います:
- 観測値、測定値と言い切れない。
- 10進数ではない。
1週間 = 7日という換算が妥当とも言い切れない。
「1週間後」は「来週末」かもしれず、週末の定義も人によって違います。うっかり勝手に「1週間後」を「7日後」に書き換えてしまうと、このような可能性が見えなくなってしまいます。実務では必ず、カレンダーの日付で確認しますよね。
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