xfy Plannerのリフィル「ダイアリー 002 バーチカル」では、開始日または終了日が《終日》になっているタスクを、次のように表示します。
ここで、各タスクの開始日時、終了日時は次のようになっています。
開始日時 | 終了日時 | |
---|---|---|
タスクA | 7月6日 終日 | 7月6日 01:00 |
タスクB | 7月4日 08:00 | 7月5日 終日 |
タスクC | 7月5日 終日 | 7月6日 終日 |
「タスクA」という件名の下の「終日 -」などによって、開始日時や終了日時が終日になっていることを示しています。
終日 - | 開始日時が終日 |
- 終日 | 終了日時が終日 |
終日 - 終日 | 開始日時と終了日時がともに終日 |
一般的には、バーチカルタイプのカレンダー/スケジューラーでは、《終日領域》などと呼ばれる表示領域を設けて、終日のイベント/スケジュール/予定はそこに表示します。
ダイアリー 002 バーチカルも、そのように作ることが可能です。実際、わたしの手元には、そのように実装したバリエーション版「ダイアリー 002-2 バーチカル」があります。そのリフィルで、上の3つのタスクを表示すると次のようになります。
終日領域を使う実装
このような終日の実装を見送ったのは、次のような理由からです:
終日領域が上に《乗っかっている》と、日付けの変わり目を越えて《どんどんスクロールしていける》感を損なうのではないか。
日付けの変わり目をまたがって2つの日を表示しているときでも、タスクの終日がどちらの日に該当するのかを示したい。
上の終日領域を使う実装だと、タスクAは、7月5日終日?それとも7月6日終日?
xfy Plannerでは、開始日時と終了日時が、それぞれ独立に終日に設定できる。終日でない方の時刻は、やはり時刻目盛上に表示したい。
上の図で、タスクAやタスクBのように、開始日時だけが終日、終了日時だけが終日という設定が可能です。タスクAの「7月6日 01:00までに終了」という情報を図示したい。
その代償として、次のデメリットがあります。
開始日時または終了日時が終日になっているタスクがあると、そのプロジェクトの表示領域を広く使ってしまい、邪魔。
終日のタスクが邪魔だ!
「タスクの終日がどちらの日に該当するのか、分からなくてもよい。それより、終日のタスクが邪魔にならないようにすべき。」という考え方もアリだと思います。将来、ダイアリー 002の仕様が終日領域方式に変わる、あるいは終日領域を使うオプションが加わる、あるいは別のダイアリーとして公開されるかもしれません。
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