サブダイアリーやサブ手帳と呼ばれる手帳・ダイアリーの使いこなしを、パソコンや携帯・PDAのカレンダー/スケジューラーの使いこなしにあてはめてみます。
手帳・ダイアリー選びのポイントの1つは、1ページまたは見開きで一覧できる期間の長さだと、「手帳・ダイアリーの種類とxfy Plannerリフィル」で書きました。
ここで、1ページまたは見開きで一覧できる期間の長さを、簡単に「時間縮尺」と呼ぶことにします。
手帳・ダイアリー選びのポイントが時間縮尺だといっても、実際のところでは、複数の時間縮尺を使い分けたりします。例えば:
- 一冊の手帳・ダイアリーの中に、週間タイプのページと月間タイプのページの両方が入っている。
- 綴じ手帳であっても、リフィルのようにして追加の2冊目の手帳・ダイアリーをポケットに挿して使える。
- 時間縮尺の違う2冊の手帳・ダイアリーを併用する。
2冊を使い分けるときに、2冊目をサブダイアリーとかサブ手帳などと言うようです。
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さて、2つの時間縮尺のものを使い分けるのは次のような場合でしょう:
- 詳細と俯瞰
- 地図のズームイン・ズームアウトのように、同じ内容を時には詳細に見たり、時には俯瞰したり。
- 仕事とプライベート
- 仕事は週間カレンダーで、プライベートは月間カレンダーで、など。プライベートは、仕事ほど密にはスケジュールがないので、別の時間縮尺で見た方が見やすいので。
- スケジュールとToDo
- スケジュールは週間カレンダーで、ToDoはデイリーで、などの使い分け。スケジュールとToDoとでは、その人にとって適切な時間縮尺が異なるので。
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パソコンや携帯・PDAのカレンダーやスケジューラーの使いこなしでも、時間縮尺の使い分けや、サブダイアリー・サブ手帳の使い分けと同様の工夫ができます。xfy Plannerなどを例に見てみます。
- 詳細と俯瞰
たいていのカレンダー/スケジューラーでは、スケジュールを一度入力するだけで、「日」、「週」、「月」と自動的に時間縮尺を変えて見ることができます。
xfy Plannerでは、さらに「3ヶ月」、「年間」、数年間という縮尺で見ることもできます。» カレンダーリフィル、» ダイアリーリフィル、 » 年表リフィル
- 仕事とプライベート
パソコンや携帯・PDAでは、1つのソフト/アプリの中で、スケジュールを複数のグループに分けて扱うことができるものがあります。
例えばGoogleカレンダーでは、それらグループの一つ一つを「カレンダー」と呼び、複数の「カレンダー」から取捨選択して、1つの画面に表示することができます。
仕事とプライベートを別々のカレンダーに登録して…
- 「仕事」カレンダーを主に見る → 「週」表示
- 「プライベート」カレンダーを主に見る → 「月」表示
- とっても仕事が忙しい日 (^_^;) → 「日」表示
…そうすると上の例のようになります。
xfy Plannerでは、個々のグループを「プロジェクト」と呼んで、同様のことが可能です。
- スケジュールとToDo
パソコンや携帯・PDAでは、元々、スケジュールとToDoは別のソフト/アプリを使うようになっています。
xfy Plannerでは、スケジュールとToDoを別のプロジェクトに登録し分けて…
- スケジュールを主に見るとき → 「スケジューラ」リフィル、「ガントチャート」リフィル、など
- ToDoを主に見るとき → 「タスクリスト」リフィル、「チェックリスト」リフィル、など
…と、1つのソフト/アプリの中で「リフィル」を使い分けます。
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